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魔法瓶の秘密
ステンレス魔法瓶はステンレスの二重構造の容器になっていて、外びんと内びんとの間は100万分の1気圧という超高真空状態となっています。この真空状態は宇宙空間と同じように何も存在しないために、対流や伝導によって熱が伝わることが起こりません。
また、内びんは内側が鏡のように仕上げられているために、輻射によって熱が逃げようとしても反射して戻されてしまいます。このような構造があるために、ステンレス魔法瓶は中の液体を保温、または保冷することができるのです。
実際の魔法瓶の製造工程を見ていくと、先ず初めに高度な金属プレス加工によって二重構造の魔法瓶の容器が作られます。次に行なわれる真空熱処理では、大型のタンク状の真空チャンバーの中に容器を入れ、100万分の1気圧という超高真空状態をつくりだします。容器の外びんの底部には小さな穴が開けられているので、この時に外びんと内びんとの間も真空状態となります。
その後、この真空チャンバーの中で加熱処理されるために、外びんの穴が密封され、外びんと内びんとの間の真空状態は保持されることになるのです。実際の製品は、外びんと内びんの板厚とその間の空間は限りなく薄く作られています。そうすることで、伝導による放熱を最小限にとどめ、外形を小さくし、容量を大きくすることができるのです。
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